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先週末、涼しくて過ごしやすくて快適だった.....のに
今日は風はないし、湿度は物凄かったー。

さて、
英国のバスバーケネル(40年位バセットハウンドのブリーディングを続けている
ホビーブリーダーさん。)が興味深いトピックをあげていたので、ここにメモメモ。

バスバーケネルのビルさんによると
先週の金曜日に若いオスのバセットにエコー検査を受けたところ、
ミュラー管遺残症候群発症の診断が下った。っと発表。

ミュラー管遺残症候群とは、外性器は男性型を示すが、胎生期にミーラー管の
発育が抑制されないため、停留精巣・卵管・子宮・膣上部を有するものである。


この病気、数十年前から存在が確認されていたそうで、遺伝性疾患
常染色体劣性遺伝の形式で引き継がれることがわかっている。オスだけが発症
メスはキャリア、または『倍の保菌者』(ホモ接合性の『影響を受ける』)になり得る...

緑内障の根絶を助ける隅角鏡検査法同様、構造上(目で確認できる)の
振るい分け検査として、オス犬へのエコー検査がある。現段階ではエコー
検査によって見つけること以外に特定できる検査方法はない。

劣性で引き継がれる緑内障のような病気の根絶を目指して、DNA鑑定を確立する
ために国際協力は重要であり、我々が努力していなければならないのは事実である。
全ての国のバセットハウンド犬種クラブ、ブリーダー達の協力で!

......っというような内容だったわけなのですが

実はオランダのバセットハウンドクラブは、20年以上前からこのミュラー管遺残症
候群に取り組んでいて、この疾患のコーディネーターブリーダー(担当者)もいる位
メジャーな疾患としてオランダでは知られているそうです。オランダのすべての
スタッドドッグは長年ミュラー管遺残症候群上でテストされ、データベースもすでに
構築している....

構造上問題がない場合にのみ、繁殖プログラムのために交配に使うことができる。
この疾患を発症したオス、あるいはキャリアーとわかった多くのオス犬達の血清は
オランダからフランスのユトレヒト大学に送られて保管されており、オランダで
多発したので、この疾患はオランダ病と言う人もいる位発症したバセットが多かった
そうです。

 20数年前、英国のバセットハウンドクラブでもこの疾患について議論がなされた
そうなのですが、当時、英国ではドイツのバセットハウンド達がこの疾患を運んでいる
のではないかっと疑問符を抱えたまま、この疾患に関する議論は、主題から次第に
消えてしまった....

 個人的に英国から最初に輸入した犬から始まったことを確信している....という
オランダのブリーダーさんがいらして、最初に発現したバセットを持った時、これは
突然変異の一種、または、偶発的ケースかもしれない...と考えたけれども、後に
同胎兄弟2頭がこの疾患を発症したので、常染色体劣性遺伝の形式の遺伝疾患である
ことを知ったと....

 アメリカのバセットハウンドクラブはこの遺伝疾患がバセットに起こっていることを
ほとんど公式には掴んでいなかったそうです...この疾患は、長い年月発現しないまま
水面下で潜行可能な疾患ではないらしく、このことから、アメリカのバセット達には
この疾患を発症したバセットがほとんどいなかったということを意味する...
のかもしれないと。

しかし、もちろん、バセットハウンド犬種の原産国は英国で、フランスのバセット
と混合された後、アメリカへ渡って行き、有名なマーガレット・ウォールトンさんが
何頭ものバセットハウンドを英国からアメリカへ輸入し、以降、たくさんの英国ライン
のバセットがアメリカへ渡っていった......にもかかわらず、なぜ
アメリカのバセットにはこの疾患が発現しなかったのか.... 

とっても興味深い話なのだ~

(続)

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